支出管理のRampが2026年8月19日、自社の本番AIトラフィックを支えてきたモデルルーティング基盤を Router(Router.com)として一般提供した1。1つのAPIで複数モデルにアクセスし、比較・評価してトラフィックを振り分ける仕組みで、3年間本番のワークロードで運用してきたものだという1。同社は、顧客が品質や稼働率を落とさずにコストを40%削減したとしている1。
振り分け方は4つ用意されている。同一モデルの割引ティアが標準ティアと同等に速いときだけ安いほうへ流す Flex tier、本番リクエストの一部を候補モデルにも送って比較するシャドウモデル、最大3つのベンチマークと重みを指定して選ばせるベンチマークルーティング、エージェントの手番ごとに難しいところだけ上位モデルへ上げる NVIDIA Switchyard だ1。ルーティング料は2026年いっぱい無料で、モデルの利用料は別途かかる1。40%という数値はRampの自社集計で、母数や比較対象の説明は発表にない。モデル選択を抽象化する層をめぐっては、同じ週にStripeがOpenRouterを買収する取引をまとめたとの報道も出ている。
Sources
- Introducing Ramp Router: Change AI Models Without Rebuilding - Ramp公式ブログ(2026年8月19日)
- Ramp launches its own AI model router, called Router - TechCrunch(2026年8月20日)
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