OpenAI API、プロジェクトごとに使えるサービスティアを制限できるように - 許可外のティアは400エラー
OpenAIが2026年10月21日、Platformの設定でプロジェクトごとに使えるサービスティアを選べるようにした。組織の設定で全プロジェクトをまとめて制限することもできる。対象はdefault・flex・priorityで、fastはpriorityとして扱われ、Scale Tierは対象外。許可されないティアになったリクエストは400エラーを返す。
OpenAIは2026年10月21日、APIのChangelogで、Platformの設定からプロジェクトごとに使えるサービスティアを選べるようになったと告知した1。
- 組織の設定では、すべてのプロジェクトに対してサービスティアを制限できる。組織で禁止したティアを、プロジェクト側で許可することはできない2
- 制限の対象は
default・flex・priorityで、fastはpriorityとして判定される。Scale Tierはこの設定の対象外とされている - 許可されないティアを指定したリクエストは、
service_tierを原因とする400エラー(invalid_request_error)を返す。service_tierを省略したりautoにしたりした場合も、結果として選ばれたティアが許可されていなければ同じエラーになる
service_tier はリクエストで指定するパラメータだが、今回の設定により、管理者がプロジェクト単位で使えるティアを絞れるようになる。注意したいのは、コード側で service_tier を指定していないアプリでも、設定の変更によってリクエストが400エラーになりうる点だ。エラー一覧のページは、その場合はプロジェクトの設定を見直して、選ばれるティアを許可するよう案内している2。プロジェクトの設定を変える担当者とアプリを保守する開発者が別の場合は、変更前に許可するティアを共有しておく必要がある。なお、同ページの対象ティアの列挙に ultrafast は含まれておらず、その扱いは書かれていない。
Sources
- Changelog - OpenAI API公式Changelog(2026年10月21日の項)
- Error codes - OpenAI API公式ドキュメント(Invalid service_tier argument の節)
この記事は役に立ちましたか?
ありがとうございます!
受け取りました。ありがとうございます!