Skild AI、ロボット基盤モデル「S1」の操作結果を公開 - 動画を1本見せると未学習のタスクを実行と主張

Skild AIがロボット基盤モデルS1のマニピュレーション結果を公開した。タスクの指定を言語ではなく動画のデモンストレーションで行い、事前学習で見ていないタスクも追加学習なしに実行できるとしている。最長10分の長時間タスクでの実演は同社が「初」と位置づける。

ロボティクスの Skild AI が、基盤モデル S1 のマニピュレーション(操作)結果をブログで公開した1。同社は S1 を「イン・コンテキスト学習器」として一から設計したとし、タスクの長短や事前学習の有無にかかわらず、動画を見せれば実行できると説明している1

特徴は、タスクの伝え方が言語ではなく 動画のデモンストレーションである点だ1。幅広いタスクを混ぜて事前学習させると、モデルは実演者が何をしようとしているかを読み取るほかなくなり、結果として重みを1組持つだけで学習外のタスクにも追加の調整なしに対応できる——というのが同社の説明で、ブログには「ファインチューニングもポストトレーニングもしていない」とも書かれている1。同社が対比させる従来のやり方では、新しいタスクを安定してこなすたびに数時間分のデータ収集と専用ポリシーの調整が要り、中程度の複雑さのタスクになると、実運用の条件で集めたポストトレーニング用データが数十時間から数百時間の規模を必要としたという1

同社は、事前学習で一度も見ていない最長10分の長時間タスクでイン・コンテキスト学習を示したロボット基盤モデルはこれが初めてだと位置づけている1。第三者による検証結果ではない点には注意がいる。訓練方法については、今後の記事で詳述するとしている1

Sources

  1. Introducing S1: In-Context Learning for Robotics - Skild AI公式ブログ

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